日時 令和6年2月2日(金) 14:30~15:15
場所 本校第一体育館
対象 2年生

2月2日(金)7限に、本校体育館にて2年生全員を対象に,弁護士立田久義先生による「幸せな社会の作り方」というテーマのもとで主権者教育が行われました。講演は、生徒が身の回りの出来事を通して「法」というものを意識していくところから始まりました。特に人生の大部分を占める労働や仕事上起こりえる問題について生徒の将来に確実におこることとして事例を挙げて話をされました。将来の自分のこととして生徒たちはかなり熱心に視聴していました。
法が身近なものであることが理解でき、その法の制定の根拠にも言及されました。ここでは憲法代13条「幸福追求権」を提示され、生徒たちにとってかつて授業で学んだことがここで再び話題に上りました。つまりすべての人がもっている基本的人権についての話です。先生は「何よりも今自分が遭遇している現実に疑問を感じるとき、必ず頭をもたげる考え方です。」というふうに、生徒の正直な考えが実は基本的人権であることに気づかせました。
最後に法はどのようにつくられるか、その法の制定は国会議員であること、選挙の大切さなどを説明されました。また、政治家に直接働きかけることも案外ハードルは低く、一個人でも政治の主体となれることを学びました。
最後に全員が提出したアンケートからも、わかりやすい話でよく理解でき、自分たちの気づきも多く、十分親切な話し方であったことが書かれており、先生に感謝している生徒が多くいたことがうかがわれました。