日時 令和元年11月29日(金) 14:30~15:15
場所 本校第1体育館
講師 グリーフパートナー歩み 代表 本郷由美子先生
対象 本校2学年生徒
演題 「いのちの重さを見つめ続けた17年 ~いのちをつなぐ恩おくり~」

本郷由美子先生を講師にお迎えして人権教育講演会を開催しました。本郷先生は阪神淡路大震災の被災者であり、2001年の大阪教育大学附属池田小学校で児童8人の命が奪われた事件で愛娘を亡くされた遺族でもあります。


講演の中で、大切な娘さんの死と向き合う中で本郷先生自身が考えてこられた「命」の重さや尊さについて、先生が今日に至るまでの歩み、現在の活動をお話ししていただきました。「自分の命は周りの人によって守られていること(大切にされていること)」「人を傷つけるのは人だけど、人を救うのも人であること」「生きるとは、たくさんの命と繋がりをもつこと」など、先生のお言葉一つ一つを生徒たちは真剣に受け止めていました。

【講演後の生徒の感想より】
・こうやって毎日を過ごせているのは、たくさんの方の支えがあるからだと気づくことができた。
・今ある生活を当たり前と思わずに、感謝しながら大切にしていきたい。
・人と人との繋がりはすごくあたたかくて、素敵なものだと思った。
・苦しい思いをしている人がいたら、少しでもいいから何か手を差し伸べられる人になりたいと思った。

自分や他人の「命」の重さを改めて見つめ直す時間になりました。
本郷先生、ありがとうございました。