SSS式多読の進めかた

楽しんでたくさん本を読みましょう! SSS式多読では100万語単位読書をすることで多量の英語をインプットし,英語力を伸ばすことができます。

1. 自分のレベルにあった,無理なく楽しんで読める本から始めます。SSS式多読では,だれでもレベル0から始めることを勧めています。少ない語彙でやさしく書かれた本なら,日本語に訳さず英語を英語のままで理解できます。わからないところがあったら,とばしてしまいましょう。話についていければ大丈夫です。また,さし絵があると,知らない単語があっても予想がつきます。英語がかなりできる人も,レベル0の本から始めて,英語で快適に読む感覚をあじわうことで,読むスピ−ドを速くすることができます。

2. さまざまな本の中から,自分の興味にあった本を選びましょう。SSS式多読では,Graded Readers はもちろん,それ以外にも,ネイティブの子供向けに書かれた絵本,幼児向け,小学生向けの児童書などさまざまな本を読むようにします。

. 自分にあったスピ−ドで読みましょう。速く読めるようになりたいと無理な速読をすると楽しく読めません。自分が快適に感じる速さでたくさん読んでいけば,読むスピ−ドは自然と速くなっていきます。

5. 読んでいるうちにつまらなくなったら,その本を読むのはやめましょう。つまらないと思う本をいやいや読んでいると,英語の吸収量が減ってしまいます。つまらないと感じるのは,英語が難しすぎるレベルか,興味のもてない内容だからです。無理をして読み続けると,英語で読むこと自体が嫌になります。

6. レベルはゆっくりあげましょう。無理をして,どんどん高いレベルにあげると,苦しくなり長続きしません。多くの英語を読んで読む力がつけば,次第にもっと複雑でより長い話が読みたくなります。レベルはあげるものではなく,自然にあがっていくものです。

7. 基本1000語レベルまでの本を特に重視し,重点的に読みます。基本1000語は使用頻度が高く,使い方も多様で,この1000語レベルの基本語が使いこなせれば,日常会話は十分にできます。英語が苦手な人の場合,レベル3までで100万語読むようにしましょう。








                               

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3. 辞書は使いません。英和辞典で,日本語と一対一の対応させても,基本単語の使い方は身につきません。また辞書を使うとそのたびに読書が中断され,話の内容が楽しめなくなります。どうしても調べたいときは,読み終わってからひくようにしましょう。